臨床検査技師国家試験では医用工学の分野から計10題出題されます。
対策がおろそかになりやすい分野ですので私が解いた過去問や模試の経験から、よく出題される略語をまとめました。分量としては少なすぎず、多すぎずで最低限の暗記量で最大の期待値になるラインナップだと思っています。それぞれの略語が正確に何かは分かっていなくても、何に関連するものかがわかれば絞り込めるので通信関係、言語・コンピュータ関係、医療関係の3つに分類しました。
■目次
▶通信関係
▶言語・コンピュータ関係
▶医療関係
▶これだけ覚えていれば大丈夫!略語集
■通信関係
主にメールの送受信やインターネットに関する略語が出題されます。受験生のような若い世代であればなじみの深い言葉もちらほらあるでしょうか。病院内での情報のやり取りは病院内独自のネットワークで行われます。検査値や画像を送受信することが多いので臨床検査技師も通信に関してある程度の知識が必要という意味で出題されているのではないでしょうか。まとめたものはページの最後に掲載します。
▶目次にもどる■言語・コンピュータ関係
Operating system(OS)やコンピュータ言語の種類が出題されます。またコンピュータと機器を接続するインターフェースの種類も問われます。簡単な例だとBluetoothとかですね。これはスマホとイヤホンを接続する方法ということになります。コンピュータなしでは病院は成り立ちません。病院内で働くにはコンピュータに関しても最低限の知識を持っておく必要があります。
■医療関係
医療関係の略語は種類が多いです。 臨床検査コードは分析物(何の検査か)、識別コード(負荷試験や採取時の状態など)、材料コード(材料は何か)、測定法コード(どのように測定するか)、結果識別コード(測定結果が連続値か離散値か、単位はなにか)といったコードがあてられているようです。詳細は全く覚える必要はありませんが病院で働き始めるとこのあたりの知識が役に立つことがあるかもしれません。このあたりは医用工学でなはなく第1問で問われることもあります。
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